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[潜入]モルヘイムに閉じ込められたガーディアンの魂 遂行地域 エルテネン - エルテネン要塞 適正レベル 取得 26 / 遂行 27 報酬 経験値 271,400アビスポイント 100ラミペドン リング 関連クエスト 1.[潜入]モルヘイムに閉じ込められたガーディアンの魂2.[潜入]ラミペドンの頼み 進行順序 1.NPCバレリウスと会ってクエスト獲得2.ルプレイン荒野にある時空の亀裂を通って魔界へ行き、NPCラミペドンに会え3.NPCラミペドンと会ってクエスト完了
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ヘルヘケンヌ(ヘル・ヘケンヌ) エジプト神話の神。 ホルスの変化。 一説にバステトの夫。
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ヒールヘイト表 Ⅰ Ⅱ ランク 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 消費MP 12 24 基本回復値 45 52 67 82 97 120 130 140 150 160 基本ヘイト 42.5 46 53.5 61 68.5 100 105 110 115 120 回復/ヘイト 1.06 1.13 1.25 1.34 1.42 1.20 1.24 1.27 1.30 1.33 Ⅲ Ⅳ ランク 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 消費MP 36 48 基本回復値 230 242 255 270 284 300 320 340 360 380 基本ヘイト 175 181 187.5 195 202 230 240 250 260 270 回復/ヘイト 1.31 1.34 1.36 1.38 1.41 1.30 1.33 1.36 1.38 1.41 ヘイト量、回復量はWIKIより参考(WIKI検証データを基に作成) 以上のデータより 前衛のMOBへのダメージを540としヒールヘイトによるタゲとびのヒール回数を計算すると(各章のランクはすべて5とする) ヘイト量計算 ヒール1 ヒール1では7.88回であるが小数点以下は1回繰り上げするものとする。 540/68.5=7.88=8 回復量8*97=776 8*68.5=548ヘイト 消費MP96 ヘイト量548(ヒール1) ヒール各章で同様の計算をすると ヒール2 540/120=4.5 回復量はヒール2を4回+ヒール1を1回=(160*4)+97=737 (4*120)+(1*68.5)=548.5ヘイト 消費MP108 ヘイト量548.5(ヒール2基本) ヒール3 540/202=1.9 回復量はヒール3を2回+ヒール1を2回=(284*2)+(97*2)=762 (202*2)+(68.5*2)=541 消費MP96 ヘイト量541(ヒール3基本) ヒール4 540/270=2 回復量はヒール4を2回=380*2=760 (270*2)=540 消費MP96 ヘイト量540(ヒール4基本) 以上より基本値540ダメと同等になるヒールヘイト量は以下のようになる 基本ヒール種類 ヒール1 ヒール2 ヒール3 ヒール4 回復量 776 737 762 760 ヘイト量 548 548.5 541 540 消費MP 96 108 96 96 詠唱回数 8 5(ヒール2を4+ヒール1を1) 4(ヒール3を2+ヒール1を2) 2 詠唱時間 16 10.4 8.4 4.4 回復量/ヘイト量 1.41 1.34 1.41 1.41 以上よりヒール2の回復量の方が1ヘイトあたりで換算すると効率が悪いと考えられる。
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使用者 ユキ フォルトナ=ミシェーレ:ニヴルヘイム 装飾品:任意 魔法の品 主動作で使用する[剣の加護/厳つき氷]の効果に、魔法および魔法Dに影響する効果を受けられるようになります。 (魔法拡大やマルチアクション、与える魔法Dを増加する効果や装備など) [剣の加護/厳つき氷]の効果でダメージを受けた対象は、厳つき氷の使用者の手番終了時まで、 全ての行為判定に自動失敗するようになります。 この効果はダメージ同様、水・氷属性の「抵抗:必中」の効果として扱います。 自身が発生させる水・氷属性の効果やダメージはいかなる手段でも軽減・無効化できなくなります。 詳細: ノーブルスノウエルフを名乗る女性から受け取った魔剣(なお武器ではない)。 形状は定まっておらず使い手によって変化する。 フォルトナ、になりきれなかったある種の失敗作。 始剣に込める理と剣を求める意思はあったが、三始剣の影響を排せず不完全に素体を抜いた結果、 不純物が混ざり歪なまま形となってしまった不完全なフォルトナ。 純度の低さから三女神のそれよりだいぶ弱く、また始剣として子を作る機能がない。 しかしそれでも三始剣でいう祭器級の力はある。 効果としてはスノウエルフの「厳つき氷」を強化する能力を持ち、その氷は対象の動きを大きく阻害する。
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ヘイム ヘイミルの別名。
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帝国主力艦隊ヘイムダル [解説] アルカディア帝国が誇る、陸上戦艦を中核とした陸上艦による艦隊。 正式な設立は聖華暦500年代後期。 だがそれ以前から、帝国では機兵部隊をも凌駕する強大な移動要塞として、数多の陸上戦艦が運用されていた。 500年代後期の主力艦隊結成は、それを追認しただけとも言える。 聖華暦830年現在、ヘイムダルを構成する艦隊はヘイムダルⅠ~ヘイムダルⅦの7個艦隊存在しているが、設立当初はヘイムダルⅠ・エインヘリアル、ヘイムダルⅡ・グリンブルスティ、ヘイムダルⅢ・ヘルヴォルフの3個艦隊であった。 当時の艦は履帯式の鈍重だが圧倒的な火力がある、重武装重装甲の物であった。 そして聖華暦580年。 アルカディア帝国は堂々たる威容を誇るこの3個艦隊をもって、自信満々にカーライル王朝・聖王国軍に艦隊戦を挑んだ。 これがラマー平原の戦いである。 戦闘前の予想では、帝国軍艦隊の圧倒的優勢であった。 しかし結果は、帝国側艦隊の壊滅、聖王国側艦隊の1隻損失という、聖王国の圧倒的勝利だった。 聖王国は、ホバー駆動による圧倒的高機動力の艦船により、帝国艦隊を殲滅したのである。 帝国はその後、自軍艦艇にもホバー艦を積極的に取り入れる。 更にはその艦艇にバーニアによって高機動力を得た第五世代機兵を搭載し、艦艇はそれの戦場輸送と支援に集中させるという新たなドクトリンを考案。 聖華暦610年の第三次聖帝戦争ではルウアンの戦いにて、聖王国艦隊を逆に壊滅に追いやり、ラマー平原の戦いの雪辱を果たした。 このとき帝国軍の艦隊は、ヘイムダルⅠ・エインヘリアルとヘイムダルⅡ・グリンブルスティはなんとか定数を充足していた。 しかしヘイムダルⅢ・ヘルヴォルフは艦数が定数割れどころか、なんとか半個艦隊に足る程度と言うところであった。 しかし第三次聖帝戦争末期には、第4艦隊であるヘイムダルⅣ・ナーストレンドが結成されている。 帝国主力艦隊ヘイムダル7個艦隊のうち、第1艦隊であるヘイムダルⅠ・エインヘリアルは特別な艦隊である。 この艦隊は皇帝の直接の麾下に有る艦隊で、皇帝に指名された人間が司令官職に就く事になっているのだ。 ごくまれに1~2度だけ、武断派の皇帝が自身で司令官として指揮を執った事もあるが、過去の例ではさして大きな戦果は得られなかった模様。 今代の皇帝ジークハルト・フォン・ユーゼス・アルカディアは自身で指揮を執るのかどうかが、帝国内外から注視されている。 その他の艦隊は、将官以上の高級軍人もしくは暗黒騎士が艦隊司令になる。 ただし暗黒騎士の司令官就任はあくまで例外的なものである。 帝国軍の長い歴史を遡って見ても、暗黒騎士が司令官職に就いた事は数えるほどしか存在しない上に、任務の都合上司令官になった暗黒騎士なども、任務終了と同時にその地位を返上するのが通例である。 ちなみに聖華暦580年代のラマー平原の戦いにおいては、当時の皇帝の面子に泥を塗ったと言う事で、なんとか生きて帰還してきたヘイムダルⅠ司令官は申し開きも許されず、処断されたと言う記録が残っている。 ヘイムダルⅡ、Ⅲの司令官は各艦隊旗艦と運命を共にして戦死しており、その事からもヘイムダルⅠ司令官を赦免するわけにはいかなかったのだ、と言われている。 彼は当時の皇帝の、お気に入りの人物であったらしいのだが。
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アルヘイ島 シャンゼリー王国領内にある無人島。 (ただしあくまで地図上の表記であるため真実ではない) 干潮時には地続きとなって陸路で行く事が出来るため、 周辺は浅瀬だらけで、船が横付けしにくい。 また、海との境界線はひどく曖昧で、 満潮時と干潮時の面積の差異が結構激しい場所。 マキナ戦役の最終決戦の戦場となった。 特に生物が住み着くような環境では無かったのだが、 推測によるとデウス=エクス=マキナの死骸による養分が 生命の宝庫となり得る土壌を生む可能性があるようだ。
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ここは死者しか入ることのできない(ハズの)ニブルヘイムでございます(;=ω=) 本当はくらーぃ夜の町なのに、怪しくも明るい光に包まれ、高台からはステキな町並が見えます★ かつての狩りの活気は薄れ、今では穏やかなお散歩コースになっています。 ニブルに来てます こんにちは皆さん。 今日、なぽりはニブルの喫茶店でお茶をしています(=ω=) こんな辺境の、くらーぃ夜中ではありますが、まぁそれなりに賑わっています。 そう、このお店の2階はウンバラからバンジージャンプをした時に、 たまーに運悪く(良く?)たどり着けるのです。 ニブルヘイムのもう1つの玄関口なのであります★ 喫茶店から町へ出ると、目の前には広場があります。 中央にはホウキに乗った魔女のモニュメントが飾られています(=ω=) 町中は暗いハズなのですが、紫っぽい不思議な灯りで照らされて、 思ったよりも明るく感じます。 ニブルヘイムの町のまわり 町の周辺は森に囲まれているようです。 そして町を囲むように川が流れていて、町と森を隔てています。 小さな吊り橋が生死を分かつ門なのだそうです... そんな森の中には、こーんなコワイ木のオジサマがいらっしゃいます。 このオジサマは一体何を見つめているのでしょうか(=ω=;) なぽりはおいしくないですよ~ 高台の上のお屋敷 ニブルヘイムの町の東側には、高台がございます。 魔女の館があるとかで、ちょっとした観光スポットなのであります(=ω=) ゲフェンの展望台と同じ方式ですね~ あれま、ピサの斜塔のような、傾いた建物もあります... 浮いてる岩の上にこんな建物、大丈夫なのでしょうか!? そんな道中、ふと町の方を見てみると~ ステキ?な景色が顔を出してくれます★ ニブルの町並を一望ですね(=ω=) こちらからは墓地も見えます。 クエストで訪れた時は、あの辺りにこの町の主、ロードオブデス様がいらっしゃって、 なかなかの苦戦を強いられた思い出があります。 この高台の頂上からの眺めはなかなかのものです★ 暗い夜の町にも関わらず、ほのかに明るい光景が広がっています(=ω=) 何がこの灯りを生みだしているのでしょうか。 そして頂上には魔女の館が建っています。 魔女さんは毎日この景色を眺めているのかな~ クエストでこの館に通うことがあるかもしれません。 その時はぜひ、ニブルのこの町並を眺めてみてください★ 何かステキな発見があるかもしれません(`・ω・´)b わたしたちの冒険は、暗い夜道を照らす灯りに包まれて、今日も進むのです(=ω=) 2012年 3月 25日 編集メモめも 2ヶ月前のお散歩記事をこっそりアップ SS撮っておいたのを載せるの忘れてました(=ω=)b
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ザイエル・アルヘイム 男 ???歳 ■基本データ 【コロナ】 星詠み 【ミーム】 ネフィリム/ 【ブランチ】吸血鬼/ 【消費経験点】15(能力値:0 特技:15 装備:0 パスの追加:0 ブランチの追加:0) ■能力値/耐久力 【能力値】 肉体:5 技術:11 魔術:4 社会:10 根源:3 【戦闘値元値】 白兵:8 射撃:6 回避:2 心魂:7 行動:11 【戦闘値修正値】 白兵:8 射撃:6 回避:2 心魂:7 行動:11 【HP】 元値:25 修正値:28 【LP】 元値:4 修正値:4 ■宿命/特徴/闘争/邂逅 宿命:祝福 特徴:超記憶 特徴効果:1度見聞きしたことを忘れない 闘争:渇望 邂逅: アレクサンドル・デネブ ■初期パス 【因縁】アレクサンドル・デネブからの共感 ■準備された装備 部位:名称(必要能力/行動修正/ダメージ/HP修正/射程/備考/参照P) 右手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 左手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 胴部 :ローブ (必:【社】2/行:0/ダ:―/HP:3/射:-/CF131) その他: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 乗り物: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備1: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備2: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備3: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) ■コロナ特技 【CF089/自/オ/フ1】◆女神の祝福 自分以外の対象の判定の[達成値]を+[フレア] 【CF089/自/セ/フ1】夜明けの星 [Lv]体までの対象のダメージ属性をターン終了時まで〈根〉に変更 ■ミーム特技 【CT052/自/オ/1L】◆不滅存在 宣:シーン終了時。【HP】全回復。。取得者は[分類:幻獣]、[防:肉]、[防:技]、《血族》系特技1つを得る 【CT052/自/オ/1L】◆血族:イクシオン [マイナー]直前に宣言。[白攻]でダメージを与えた場合[重圧][放心]付与。取得者は[クリティカル]へのリアクションの[達成値]が常に0となる 【CT053/自/効/なし】呪われし接吻 〔Sce1〕エキストラor同意した相手の血を吸い【LP】1回復。。シーンに登場していなくても使用可 【CT053/自/イ/効参】薔薇の抱擁 [吸血鬼]専用。[死亡]を[戦闘不能]、【HP】0【LP】1に変更。。対象の【最大LP】÷2(切上)だけ【LP】を失う 【CT053/自/セ/なし】支配者の黄昏 エキストラを支配し、従わせる 【CF118/自/マ/2H】マルチワーク 即座に[マイナー]を2回行える 【CF118/自/セ/なし】◇ハニエル 〔Sin1〕[分類:一般][分類:ネフィリム]のアイテムを1つ入手し準備する。[獲得コスト]100、[常備コスト]50まで 【CT053/自/マ/なし】※串刺し公 1シーン【肉】を20にする。他の【肉】変更系特技と重複不可。【LP】1消費 【CT053/自/常/なし】※殺戮の王子 与える全てのダメージに+【肉】 【CT053/心/リ/なし】墓所の霧 [避け]を【心】で行え[達成値]+[Lv×2]。。取得者は[水中]状態の間クリンナップ毎に【LP】3点喪失 【CT053/自/マ/1L】けだものの主 [メインプロセス]に行う[白攻][射攻]の[達成値]+【社】。。取得者は鏡に映らない ■装備 [CT065]天使召喚符(部:そ/射:-/HP +0/[防:魔]を得る) [CF131]ローブ(部:胴/射:-/HP +3/儀礼用有) ■属性防御 肉体:○ 技術:○ 魔術:○ 社会:× ■戦術、設定、メモなど 封印された邪悪な吸血鬼。 典型的なイクシオンで、己が美を追求するために、あらゆる背徳を許容する。 人間のことを虫けら程度にしか思っていないが、カオスフレアは自らと並びうる存在だと認めている。 夕霧春香を愛するが故に自らの下僕にしようと画策したが、マクロード博士によって阻止された。 究極の美「アルティメット・ビューティ」を求め続けている。
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372. フィンランドスキー(無謀編) 2011/07/08(金) 20 38 48 英雄達の憂鬱 〜マンネルヘイムの場合〜 その日マンネルヘイムは、自身の執務室で行われた軍議で、日本から送られてきた一式戦闘機"飛燕"に関する 報告を聞きながら頭を悩まさなければならなかった。 先ほどから幕僚の一人が、やや浮ついた雰囲気で報告を述べていた。 「現在ヘルシンキ郊外で継続中の性能評価から、Type−1の速力は我が軍のガソリンを用いた場合でも 優に650km/hを超えており、さらには・・・」 「細かい技術的な話はいい。」 マンネルヘイムは穏やかに、しかしきっぱりとその報告を断ち切らせた。 「はぁ」 そして、報告を遮られてやや不満そうな幕僚を含め一同に対して言い聞かせるように宣言した。 「私がここで諸君と確認したいのは、Type−1が我が軍に、我がフィンランドにとって有用であるかどうかだ。」 そう、マンネルヘイムは既に飛燕の性能的優位性を理解していたし、これを用いた場合の具体的な防衛戦略も その頭の中に描きつつあった。ただ総司令官である彼が注意しなければならないのは軍としての引き締めである。 現実問題として、ソ連に対する領土奪還戦の機運は国内に常に燻っており、この一式戦闘機の提供がその火種を 燃え上がらせる切欠になってはならないのだ。 日本からの戦闘機供給を打診された時、フィンランド政府は喜んでこれを受けた。 仇敵ソ連とは小康状態を保っているものの、緊張状態は依然として継続しており、終戦から3年経った現在でも 時折いやがらせのように領空侵犯をしてくる。いや、威力偵察と牽制の目的もあったのであろう。 フィンランド軍には空の防衛力として、隣国スウェーデンから輸入したJ9や日本製の九三式は存在したが、 その数は決して国土を全てカバーできるほど潤沢という訳でもなく、ソ連も史実ほどではないにしても優秀な 戦闘機を配備しつつあることから、どうしても数と質の両面での戦闘機が必要だったのだ。 というならば冬戦争やBOBで勇名をはせ、そして対米戦で聞こえてくる圧倒的な戦果をもたらした日本軍機を 配備できるというのなら、例え中古であっても祖国フィンランドを守護する大いなる力となってくれるはずであった。 しかし、政府からその連絡を受けたマンネルヘイムの胸中は複雑であった。 「では日本の外交筋からの要求は何も無かったというのか?」 「ハイ、政府もその件につきましては確認しております。 当初は、対中対米戦争に関する戦力の要請等を懸念していたようですが 日本の大使は、そのような意図はないと明言されたそうです。」 「フム・・・(では日本にとってフィンランドは、まだ利用価値があるということだろうか?)」 マンネルヘイムは間違いなく優秀な軍人であるが、その政治的感覚も尋常なものではない。 日本がただの善意や義理で貴重な戦闘機を供給してくれると考えられるほどの楽天家でもなかった。 最悪、ソ連に対する捨石にされる意図があったとしても、それは政治的にありえるのことなのだから。 むしろ逆に日米戦が起こった時はフィンランドこそが、日本との友好を切る必要があるはずだったのだ。 しかし冬戦争以降の国民感情を考えると、それも不可能であった。 実際、日米中が開戦した折、義勇兵として日本軍に参加を希望したフィンランド人は少なくなかった。 大西洋航路が津波で壊滅していなければ、それは現実のものになっていただろう。 当時のマンネルヘイムは最悪、日本が敗れた場合を考慮してドイツかイギリスに接近するつもりであった。 ところが、そうこう言っているうちに時流は変化し、中華民国は春を迎えることなく降伏し、太平洋に配備されていた 米国の艦隊は日本海軍、それも主に航空機によってそのことごとくが殲滅された。 かつて1900年代初頭にユーラシア大陸のアジア各国を旅したマンネルヘイムは、日本が太平洋の西の隅に浮かぶ 小さな島国に過ぎない事をよく知っていた。 その小さな島国が、あれから僅か数十年の間に世界の列強に比する存在になることなど誰が予想できようか。 そんな国と祖国フィンランドが友好を保ち続けているということは、どっかの変態紳士やその他独裁者(略)から 見れば垂涎の的なのであろうが、今一つ日本人の価値観、それも時折見せる訳の判らない拘りとというものが 理解できないマンネルヘイムは、今日も悩み続けていたのであった。 373. フィンランドスキー(無謀編) 2011/07/08(金) 20 39 28 軍議も架橋に入り具体的な部隊編成や機体の配置が検討され始めていた。 しかし、ここでも難題が彼らの頭を悩ませる。 「それではType−1での現行機との連携は難しいと?」 「はっ、そもそも巡航速度からしてJ9の最高速度を超えております。 現行機がType−1に合わせることができない以上、Type−1の方が合わせるしかありませんが その場合ですとType−1の性能的優位性をスポイルすることになりかねません。 また、整備上でも我が軍初の液冷エンジンということで・・・」 つまり、それは現在フィンランドの各地に展開している航空機部隊に、飛燕を振り分けて配備しても 他の機体と連携が取れず、整備運用上も問題山積みということであった。 優秀な機体にはそれに見合う負担が発生し、優秀すぎる機体であればそれは尚更というところである。 幕僚達はそれに関しての意見を交し合うが、この結果は史実と似たような結果を導き出すに至った。 「では、やはり優秀なパイロットを集めた特別部隊を編成するしかないか。」 「はい、特別部隊の人選につきましては、ほぼ終了しておりますので ご命令があればすぐにでも召集が可能です。」 「よし、それでいこう。」 マンネルヘイムは、すぐに決断し部隊の召集を決定した。また運用上の整備環境を整えるため、 優秀な整備員の確保についても民間会社等の技術者に有志を募るという手法を取ることになった。 もちろんスパイ等には注意する必要が有るが、優秀な技術に触れるということはフィンランドの 産業技術を育成する上で大きな助けとなるはずなのだから。こういった政府上層部の柔軟な対応は、 フィンランドという小さな国家を支える根幹の一つでもあった。 そして、飛燕の運用について大方の方向性が決定された頃、幕僚の一人が現在継続中の性能評価試験が 遅れがちである事を指摘した。 「どういうことだ、パイロットの技量に問題でもあったのか?」 マンネルヘイムは、その担当である会議冒頭で飛燕の性能を報告してきた幕僚に説明を求めた。 「いえ、単純に評価試験用の機体数が足りないのです。」 「?機体の組み立ては、提供された全機問題なく終了したと先日報告がきていたぞ。 試験用の燃料や保守部品の方も当面の間は問題ないはずだが?」 「はい、機体の組み立ては終了していますが、殆どの機体でエンジンの慣らしが済んでおりません。 なにせ提供されたエンジンの殆どが、工場から出てきたばかりのものでしたので・・・」 若干の静寂の後、マンネルヘイムは一人呟くように言葉を述べた。 「なるほど、さすがにエンジンは新品に交換してきたか。」 それは日本がエンジンを意図的に性能を低下させた物に換装して提供してきたであろうという意味の発言だった。 この時マンネルヘイムの心に去来したのは、むしろ落胆より肩の荷が降りるような安堵感だったかもしれない。 しかし、その僅かばかりの安堵感も件の幕僚の一声が簡単に消し去ってしまった。 「いいえ、"エンジン"も新品であります。」 マンネルヘイムの発言の意味を正しく理解したうえで、彼の言葉と認識を否定したのだ。 マンネルヘイムだけでなく他の幕僚達もしばらく言葉を無くしてしまった。 「それは確かなのか?」 「はい、あの機体が性能を落としているというならば、日本本国のそれは月の世界を飛行しているでしょう。」 他の幕僚も、慌てて確認してくる。 「まさか、機体も新品だというのか。」 「はい、正確には現在評価試験に使用されている機体以外は、ほぼ工場直送といった所でしょう。 また、使用されていた機体も飛行時間が50時間を越えるモノが無く・・・」 このあともその担当幕僚の言葉は続いたのであった。 照準機が最新型であるとかエンジンが過給機付きで1600馬力を超えるetc、etc、・・・・・・ 何か溜まった物でもあったのかように彼の言葉が途切れることは無かった。 そんなBGMをバックに、マンネルヘイムはもう日本の意図を考える事を止めることにした。 いくら歴史に名を残す名将であっても、理解できないものは理解できないのだ。 ましてや、それが変態達の考えであるというならば。 そしてそれはきっと幸せなことであった。